難しかったところ
単衣の自分用の着物は作ったことがあったので、袷でもどうにか作れるかなと思ってましたが、確かにどうにかこうにか作れました。
でも、「はじめてでも縫えるこどものきもの」の本だけでは、ほんとの初心者は難しいと思います。
ひとつの手順を進めるごとに何度もじっくりじっくり読んでやっと意味が分かる感じでした。
この本には誤植と思われるところもありましたが、見たら分かるレベルだったので、概ね本を信じて大丈夫だと思います。
あと、別記事にも書きましたが、この本には衿の長さがはっきりと載っていなかったので、困りました。とりあえず2mで用意してつけてみたら、両端でだいたい10cmずつくらい余りました。120cmサイズだと衿の長さはだいたい180cmあれば大丈夫みたいです。
第13刷の誤植と思われるところ:
・P21の後ろ裾回しの左側の縫い代は1.5cmが正しいようです。
・本の裁ち合わせ図(P20,21)には、背中心の縫い代が1.5になってるのに、説明書き(P41)には縫い代が1センチになるようにキセをかけるとありました。
ちりめん生地はよれるしずれます。しかも、縫い方もうまくないので、ずれた表地と裏地を縫い合わせるとさらにずれて、表地と裏地がぴったり合わず、「袋になる」というらしいですが、表地が少し浮いてるというか余ってる感じになってしまいました。
でも、着てしまえば、子どもの着物だしあまり目立ちません。
あと、衿が難しかった。衿もよく見るとまっすぐでないところもできてしまいました。
それと、衿肩あきが少し小さかったのか、着物が上がってきてしまい、着せた時に半衿を見せるのに苦労しました。
でも、どの失敗も着せてしまえば、あまり目立ちません。
七五三の当日は自分も着物を着て、子どもには自作の着物を着せて、とっても満足しました。
自己満足かもしれないけど、とっても心に残る七五三になったので、作ってよかったです。